小売 / 産業用品卸売
Cromwell:B2Bオンライン注文におけるAI商品検索と見積もり分類
- 企業
- Cromwell
- 国
- 英国
- 導入状況
- 運用中
- 資料公開
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- 資料が公開された時点。導入を開始した日とは異なる場合がある。
- 根拠の確認方法
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業務課題
Eコマースの開発会社Elogic Commerceの事例紹介によると、英国の産業用品卸売業者Cromwellは、製造、設備保全(MRO)、エンジニアリング、自動車アフターマーケットの顧客に、工具、締結部品、研磨材、切削工具、安全装備など技術仕様が中心の大規模なカタログを販売している。従来のオンライン注文プラットフォームは、一般的な商品検索、手作業の見積もり処理、ルールに基づく推薦しか支援していなかった。繰り返し購入する顧客は以前に注文した品目を探すのに多くの時間を使い、仕様やメーカー部品番号で探す購入者は標準の検索で合う商品を見つけられないことが多く、見積もり担当チームは届いた見積もり依頼を手作業で分類して適切な営業エンジニアに回すのに多くの時間を費やしていた。
使った技術とデータ
Elogic CommerceはAdobe Commerceを基盤とするB2B注文プラットフォームにAI機能を加え、価格、在庫、注文履歴はSAP S/4HANAから、商品の属性と仕様はAkeneo PIMから取得するよう接続した。検索は既存のカタログ索引にLLMによる意図分類と、メーカー、部品番号、仕様などの項目抽出を加え、部分的な品番や仕様、用途で探しても合う商品を返す。繰り返し購入する顧客にはSAP S/4HANAの注文履歴から以前に注文した品目を示して再注文の時期を予測し、推薦する商品は契約価格と在庫を確認してから表示する。届いた見積もり依頼は、AIが種類、複雑さ、顧客層、処理ルートを判断して簡単な見積もりを自動で分類して回し、その多くをSAP S/4HANAの契約価格ルールで自動算定する。複雑な見積もりや例外の見積もりは、AIが作成した要約とともに営業エンジニアに回し、人が処理する。
成果
Elogic Commerceによると、導入後、繰り返し購入する顧客の注文にかかる時間は34%短くなり、検索を経た購入の転換は28%増え、結果が出ない検索や途中でやめた検索も減った。手作業だった見積もりの分類と振り分け業務の65%が自動化され、営業エンジニアと見積もりチームは定型的な見積もりではなく、複雑で価値の高い商談業務に時間を使えるようになった。Elogic Commerceは、AIの出力がSAP S/4HANAの価格、契約条件、在庫、Akeneo PIMの商品情報と一致した状態を保ったと述べた。
限界と残る課題
事例紹介はベンダーであるElogic Commerceが書いたもので、数値を測った期間と対象、使用したAIモデルの名前、導入時期を明らかにしていない。Cromwell自身が公表した資料は今回の調査では確認できなかった。
出典
公開資料をまとめた事例です。ATF Works導入企業の成果ではありません。