情報技術 / デザインソフトウェア
Canva:利用者ごとの年末コンテンツ制作
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業務課題
Canvaは2024年12月、利用者ごとに異なる年末の振り返りコンテンツを届けるDesignDNAというキャンペーンを行った。利用者が1年間に作ったデザインを読み取って性向を決めることが目標だったが、個人のデザインはプライバシー保護のため開くことができなかった。そのため、利用者が使った公開テンプレートの情報だけから性向を割り出す必要があった。世界各地の多くの言語で同じ水準の文章と画像を人の手で作ることも、量の多さからできなかった。
使った技術とデータ
同社は利用者を、自社の2025年デザイントレンド7種類のいずれかに割り当てた。公開テンプレートの情報のキーワードを照合する方法で対象利用者の95%を判別し、残る5%は同じキーワードの方法に生成AIでキーワードを広げて処理した。利用者がよく使ったテンプレートの主題を基準に、コミュニティを10の利用者グループに分けた。トレンドと利用者グループを組み合わせたセグメントごとに、Magic Writeで性向の名称と説明を作り、言語ごとにAI翻訳を付けた。代表画像はDream Labで作成した。言語と上位3つのスタイルを組み合わせた数が100万を少し超えたため、詩は生成AIで大量に作成した。英語以外の言語の詩は、ローカライズ担当チームが標本をレビューし、問題のあるものを作り直す工程を繰り返した。
成果
同社は、利用者ごとに異なるDesignDNAが9,500万件作られたと述べた。個人のデザインを開かずに、公開テンプレートの情報だけで対象利用者の95%をトレンドに割り当てられたと説明した。人の手では作れない100万を超える言語とスタイルの組み合わせごとに、文章と画像を用意したと述べた。英語以外の言語の文章は、ローカライズ担当チームの標本レビューを通して品質を確認したと記している。
限界と残る課題
キャンペーンの参加数や定着効果といった事業成果は示されていない。生成した文章のうち、ローカライズのレビューで問題とされた比率も示されていない。
出典
- Behind the scenes of Canva's DesignDNA campaigncanva.dev, 確認
公開資料をまとめた事例です。ATF Works導入企業の成果ではありません。