情報技術 / 業務用ソフトウェアとAI
Anthropic:社内の開発、営業、法務、採用業務でのAIエージェントの活用
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業務課題
Anthropicが2026年10月16日に公開した報告書によると、会社は急速に成長したが、売上あたりの採用は前の世代の大手テクノロジー企業より少なかった。開発部門ではコードの作成やバグの発見をますますClaudeに任せられるようになり、秘書と財務担当者は日程調整、メールの仕分け、購買申請の確認といった時間のかかる作業を担うエージェントを自ら作った。会社は社内の雇用、AI利用、成果指標、従業員調査、カレンダー、採用判断の記録を分析し、従業員17人に聞き取りを行って、こうした変化が仕事と雇用をどう変えたかを測った。
使った技術とデータ
従業員はClaudeのエージェントでコードを書いてバグを直し、定型的なテストと確認、インフラのコードの保守、大規模なコードベースの変換は多数のエージェントが分担する。個人秘書エージェントはカレンダーとメッセージを見て日程を組み、届いたメッセージからやることリストを作り、次の会議の参加者と目的を事前に知らせる。営業担当者はメールの下書きと顧客管理ソフトウェアとの連携を、弁護士はリスクの確認と法律相談の仕分けを、採用担当者は候補者の発掘と応募状況の管理をエージェントに任せた。エージェント向けの常設の指示は2025年7月の数百件から1年後には8,500件に増え、人の仕事はエージェントの作業仕様の作成、結果の確認、作業の流れの監視へと移った。
成果
報告書によると、2026年3月に自律型と対話型のエージェントの作業時間の合計が初めて人の労働時間を上回り、8月には従業員が自ら動かすエージェントの作業時間が従業員の労働時間の6倍になった。エンジニア1人あたりのコードのコミットは6か月前の5倍になった。コーディングエージェントを導入したエンジニア192人と導入しなかった74人を比べると、導入後に追加するコードが大きく増え、エージェントが書いたコードと人が直接書いたコードとで、後に削除されたり元に戻されたりする割合に差はなかった。弁護士が処理した契約、支払業務が処理した請求書、営業担当者が成約した取引も増えた。
限界と残る課題
報告書は、同じ期間の会社の急成長も成果の増加に影響した可能性があり、従業員がツールを導入するかどうかは無作為ではないため推定に偏りが生じうるとしている。
出典
- How employment is changing at Anthropicanthropic.com, 確認
公開資料をまとめた事例です。ATF Works導入企業の成果ではありません。